rtetsuyaの日記

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幸せになりたければ

「今後75歳まで働くことが求められる社会環境の中で、私はどのように

 生きていくのが楽しくまた幸せに感じることができるのだろうか。」

 

私は、大学卒業後20年以上もの間、人事労務・給与計算を中心とした業務に携わってきました。

特に自分で選んだ仕事ではなかったが、長年取り組んでいくうちに、私にとって天職ではないかと思うほど、やりがいを感じるものとなってきました。

 

本当は75歳まで働くどころか60歳くらいで退職し、その後はのんびりと趣味に

興じていこうと思っていました。

しかしながら、超高齢化に伴い年金が充てにできないという現実の中、どうしても

働き続けなければなりません。

さらに、AI(人工知能)の時代の到来により、人間が働く領域が縮小していくものと

考えられます。

給与計算や勤怠管理または社会保険業務については、自動化になればそのうちに

必要とされなくなります。

そこで、人事職の中で何が今後も残っていくのか考えたところ、

採用業務と労務相談業務が私の中で浮上してきました。

 

採用業務は、会社経営上の「要」の部分であり、近い将来の間はAIが代替できる

ものではありません。

 

企業は基本的に、売り上げを伸ばしたり、顧客満足に向けてひたすら進んでいく

傾向にあります。

商品企画では、顧客のニーズをつかむため、市場調査に力を入れています。

しかしながら、その業務に携わっている従業員の意識調査にどれだけ力を

入れているのでしょうか。

何でもそうですが、いいものを作ろうと思っても土台がしっかりしていないと、

それはできません。

売り上げ、顧客獲得という成果を得るためには、どうしても土台となる従業員を

大切にする必要があります。

 

そこで、今後も人手不足の社会環境の中において、どこの企業も社員の定着率低下が

課題となってきます。

人工知能に人の深層心理を読み解くことはできず、人には人で対応していくことは

今後もなくなっていかないと思います。

 

 労務相談業務においては、従業員また管理職が日々感じている思いを汲み取り、

組織運営や会社の中の制度の見直し等を図り、意外と会社経営に貢献できるもの

と思います。

 

いかに人材が会社にとって貴重な存在であるかということを認識しています。

 

「今後75歳まで働くことが求められる社会環境の中で、私はどのように

 生きていくのが楽しくまた幸せに 感じることができるのだろうか。」

 

冒頭で述べさせていただきましたが、会社に必要とされる人材となり、

楽しく75歳まで働き私生活も充実できたらいいなと思います。